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まるさん徒歩PHOTO 3:SLやまぐち号・山風景など…。 (2015~)

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2017年 09月 01日

海抜0m田子の浦から富士山山頂へ(村山古道を歩く)その5 (2017/08/26)

0mからの富士登山。いよいよ下山です。

山小屋は全員4時起床で、朝食を取り富士吉田ルートからスバルライン五合目まで降り、河口湖経由で帰路へ。

ところが山小屋を出ると外は強風+ガス。お鉢を富士吉田ルートへ行こうと尾根へ出るとすごい風です。
こんな強風は人生経験ありません。スワミベルトやスリング・カラビナは持参。張ってあるロープ沿いに…。いやいや止めた方がよい。

山頂はそんな状態にもかかわらず登山者はどんどん登ってきます。
子供からお年寄りまで、透明なビニールカッパや半袖だけの人もいます。状況が悪くなれば低体温症になるのではと思うほど…。ある程度山歩きし装備もそれなりにしてきてる自分ですら「さてどうしよう?」な状況に頂上の状態には驚きました。

混雑する山小屋内へ何とか入り込みレインウエア・スパッツを着け。さてどうしよう?

風向きから御殿場ルートが一番風が弱いのではと考え、御殿場下山口へ行き、登ってくる登山者に状況を聞く。
8合目に山小屋があるのでそこまで降り、状況を聞き判断することに。

赤岩八合館にて「宝永山経由で富士宮口六合目へ降りたいがどうでしょう?」と聞くと、「宝永山馬ノ背が強風で通れないかも。その場合は御殿場口へ降りなさい」とアドバイスをいただきました。

赤岩八号館おかみせんが言われるように宝永山馬ノ背は強風。危険なため途中で引き返し御殿場口へと下山。

4日目(8/26) 頂上富士館-御殿場口(御殿場口頂上-富士吉田口間強風のためルート変更)
御殿場口頂上-御殿場口下り六合-宝永山馬ノ背(強風のため突破不可。御殿場ルートへ変更)- 御殿場ルート(下山道・大砂走り)-大石茶屋-御殿場口新五合目-以下バスにて水ヶ塚公園経由で新富士駅-以下、(こだま)-新大阪駅-(ひかり)-広島駅

4日目
歩荷(出発時):約13.5kg
歩行距離:約10km
歩行時間:悪条件なため省略
タフ度:1
危険度:4(強風で大変でした)

※富士山は山小屋の評判が良くない、登山者が多く、初めての本格的登山が富士山。などを聞いてました。

今回、4日目頂上で経験したことですが、富士山登山での安全安心、そして危機管理と言うものはどうなってるのだろうとはなはだ疑問に感じました。重大事故が発生しないうちに、入山制限や入山禁止、そして一部山小屋への指導などなど。行政や山に関係する組織が取り組まれることを切に望みます。

折角ブログを見に来ていただいた方にはかたい話ですみませんm(_ _)m


海抜0m田子の浦から富士山山頂へ(村山古道を歩く)その5 (2017/08/26)_c0346710_10003263.jpg宝永山・御殿場口分岐手前にて。

これ以前は強風のため写真を撮ってません。


海抜0m田子の浦から富士山山頂へ(村山古道を歩く)その5 (2017/08/26)_c0346710_10005145.jpg宝永山馬ノ背強風で断念し御殿場登山口へと下る。


海抜0m田子の浦から富士山山頂へ(村山古道を歩く)その5 (2017/08/26)_c0346710_10010268.jpg御殿場ルートの大砂走り。

軽くかけるように降りました。

ここから見ると頂上はガスってるが素晴らしい天気。

にしか見えない。



海抜0m田子の浦から富士山山頂へ(村山古道を歩く)その5 (2017/08/26)_c0346710_10011278.jpg予定外の御殿場ルート下山となりましたが、富士山の雄大な裾野を歩くことができました。





by marusan003 | 2017-09-01 21:10


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